Tuesday, August 30, 2005

BAYSIDE COURT 01

ここに毎週土曜日に通っていたのは何年前になるのか。スタジオのアシスタント時代、今から18年も前になってしまう。きらびやかなアメリカに憧れていたあのころ、突然出会った抜け殻となったアメリカ。記録でいいから残したかった。

BAYSIDE COURT 02

かつてここにはNAVY家族の生活があった。確かにあった。シャッターを押しながら感じる。

BAYSIDE COURT 03

僕と出会うまでの空白の時間の証は、降り積もった一粒一粒の埃。

BAYSIDE COURT 04

かつてこのでかいドアを開けたでかい図体のヤンキーがいた。そして僕がこのドアを閉める。

BAYSIDE COURT 05

撮影の合間にはスプリングのヘタッタでかいソファーに腰掛け、マルボロを吸った。

BAYSIDE COURT 06

ここに来るときはいつも快晴だった気がする。でかい窓からエッジの効いた光が差し込み床に落ちる。そしてそこには撮ってくれとばかりに被写体が存在している。

BAYSIDE COURT 07

今思えばここは宝の山。椅子、テーブル、幅の広いウッドのブラインド、猫足のお風呂、冷蔵庫、テレビ。どれをとっても今欲しいものばかり。だけど、ここにあるのがいいのかな。

BAYSIDE COURT 08

ジャームッシュを知ったのもこの頃だった気がする。

BAYSIDE COURT 09

MA-1が埃で真っ白になるまで撮影をしていたあのころがとても懐かしく思う。

Saturday, August 27, 2005

BAYSIDE COURT 10

ぼくが撮影に入ってしばらくしてこのBAYSIDE COURTは取り壊され更地になり、そして高層マンションが…。今考えると夢だったのかもしれない、あの空間は。